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行動ターゲティングから思考ターゲティングへ

民族差別を神経科学の切り口でアプローチする試み、とても興味深かった。

▼レイシストの脳はどのように機能するのか? - WIRED
http://wired.jp/2013/08/28/neuroscience-of-racism/


民族差別とは社会科学的に論じられるものだと考えていた。
例を挙げるまでもないが、日本における反中嫌韓、中国や韓国における反日感情。
〈あの民族〉や〈あの国〉でくくったヘイトの感情は、情報や教育、社会環境や私的経験を通じて形成されるものだと。

しかしこの研究では、その感情の発露を神経科学の観点から暴こうとしている。


「自分とは異なる人に対するわたしたちの態度の示し方は2通りあります」と、フェルプスは説明した。「1つは明白な反応で、わたしたちが公然と表明するものです。そしてもう1つが、言ってみれば潜在的な反応で、適切に行動したと思っていても、無意識にステレオタイプに従っている、というものです」。


フェルプスが言及している回路は、感情、とりわけ恐怖の制御に強くかかわっている脳の部位、扁桃体とつながっているものだ。従って神経科学は、どのようなことがレイシズムの態度や行動の根源にあるのかを明らかにするうえで決定的な役割を担うことができる。


人は〈異なる者〉に接したときもつ大なり小なりの潜在的な「民族的差異によって引き起こされる無意識のネガティヴな感情」でリスクを回避しようとする。
そのリスクを声高に叫ぶのがレイシストであり、その「リスク回避度」の大きさが行動を分けているのにすぎないのだろう。

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話はかわるが、私が関わっているエコノミックインデックス株式会社ではかねてよりこの「リスク回避度」に注目している。

例えば現在のWebサービスにおける推薦(あるいはユーザに最適化されて表示される)情報のほとんどは行動履歴を根拠にしている。
その〈行動〉の根拠を遡っていくと〈思考〉に行き着く。
例えば購買における〈思考〉は、よほど思い入れのある商品でない限り「リスク回避度」の大小で選別される。
ネットの普及で商品情報の調査や価格調査をしてから購買決定されるのがアタリマエの今、さらに消費行動に慎重な人が増えている今、まさに「リスク回避度」こそが重要な指標となるハズ。
また、そのリスクを小さくすればその商品が売れるようになるハズ。

そんなわけで、興味のある方はご連絡お待ちしております!

▼エコノミックインデックス株式会社
http://economic-index.co.jp/
by champlasonic | 2013-08-28 11:08 | web/technology